損保代理店の仕事について具体的に解説!仕事内容・働き方・求人事例をご紹介 | 損保ジャパンキャリアビューローの求人

損保代理店の仕事について具体的に解説!仕事内容・働き方・求人事例をご紹介

目次

  1. そもそも保険代理店の違いとは?取り扱う種目の違いも含めて解説
  2. 損保業務、その仕事内容について
  3. 損保ジャパンキャリアビューローの求人例で具体例をご紹介
  4. 損保代理店で自分に合った働き方を見つけよう

「保険業界で働いてきた知識や経験を生かしたい」
「損害保険に関係する仕事に就きたい」

日々の生活に安心感を与えてくれる保険。
ですが、商品の内容が分かりづらく、どんな保険を持っておけばいいかわからないという悩みを持っている人も少なくありません。
こうした人々の悩みにお応えするのが、窓口となる保険代理店の役目です。

今回は損保代理店、つまり損害保険を専門に取り扱う代理店の仕事内容について詳しく解説していきます。
この業界で働きたいと考えている方の参考になる情報をまとめ、その上で、具体的な働き先や働き方の例もご紹介します。
ご自身のキャリアプランの参考に、ぜひお役立てください。

そもそも保険代理店の違いとは?取り扱う種目の違いも含めて解説

保険代理店は、保険会社から委託を受けて保険商品の販売や契約に関する手続きを行う事業者です。
お客さまのニーズに合った保険商品を提案し、最適な補償プランを構築するために専門的な知識と経験を提供します。

保険代理店は、その事業形態や取り扱う保険会社の数によって以下のように分類されます。
●専業代理店:保険代理店業務のみを行う
●兼業代理店:保険販売以外の業務も行う(例:自動車販売店が自動車保険も扱う)
●専属代理店:特定の保険会社の商品のみを扱う
●乗合代理店:複数の保険会社の商品を扱う

取り扱う保険種目の違い

保険は大きく分けて損害保険、生命保険、第三分野保険に分類されます。
●損害保険:偶然の事故による損害額に応じて保険金が支払われる
●生命保険:人の生死に関して定額の保険金が支払われる
●第三分野保険:人のケガや病気に関して保険金が支払われる(損害保険会社でも生命保険会社でも取り扱い可能)

そして、損害保険の主な種目には以下のようなものがあります。
●自動車保険: 自動車事故によるケガや物損に対する補償
●火災保険: 火災や自然災害による建物や家財の損害に対する補償
●新種保険: 賠償責任保険、傷害保険、ペット保険など多様な補償
●団体保険(職域団体): 企業や団体向けの保険商品

これらの保険種目は、お客さまのリスクや需要に応じて適切に選択・提案されます。
これらの保険商品に関する知識を持ち、お客さまのニーズに合わせて最適な保険プランを提案するのが損保代理店の役目です。
役割に応じて、契約手続きや保険金請求のサポートなど保険に関する幅広い業務を行います。

関連記事:損保業界への転職完全ガイド!成功のためのポイントを徹底解説


▼保険業界での新しい働き方を探してみませんか?

損保業務、その仕事内容について

損保業務は大きく分けると「損保営業」と「損保事務」に分類されます。
ですが、実際の業務においては、損保事務の方が既存顧客に対して保険の継続提案を行う場合もあります。
求められている役割・業務内容をしっかりと理解することが大切です。

ここでは損保業務における「営業」と「事務」の仕事内容について、詳しく解説します。

損保営業の役割や仕事内容

損保営業とは、生活の中で起こりうるトラブルに備える損害保険商品を、個人や法人のお客さまへ販売するのが仕事です。
リスクはあらゆるところに存在します。
取り扱う商材は非常に多岐にわたりますが、その多くは生活と密接に関係しているため、より身近に感じられる保険商品といえます。

保険は目に見えない商品で、だからこそ販売方法はとても難しいといわれます。
ですが、それだけに損保営業では、難易度の高い営業力を身につけることができます。

そんな損保営業の主な業務内容は以下の通りです。
●顧客ニーズの把握:顧客の生活や事業におけるリスクを分析し、適切な保険商品を提案します
●商品説明と提案:自動車保険、火災保険、地震保険など、様々な保険商品の特徴や利点を説明します
●契約締結:顧客との保険契約を締結し、必要な手続きを行います
●アフターフォロー:契約後も顧客のニーズの変化に応じて、保険内容の見直しや更新の提案を行います
●新規開拓:新たな顧客を開拓するための営業活動を行います

近年の保険営業(損保・生保)は、お客さまの保険に関するお困りごとを一緒に解決するリスクコンサルタントやファイナンシャルアドバイザー的な立ち位置へ変化していきました。
こうした呼称から、保険営業という役割は保険を売るだけでなく、お客さまと同じ目線になって保険にまつわるお悩み事を解消する存在として活躍しているように感じます。
保険も、見方によっては将来の生活を安心して過ごすために必要なファイナンスの一部であるといえます。
お客さまのライフプランをサポートする仕事が保険代理店の営業といえるのではないでしょうか。

損保事務の役割や仕事内容

損保事務は、保険契約の書類作成・契約管理、お客さま対応、事故対応、システム・Excelを使用したデータ入力・加工・修正、その他庶務業務と仕事は多岐に渡ります。
損保事務の主な役割は、営業をサポートする役割だということは今も変わりません。
お客さまのニーズに応え、日々の業務やサービスを内勤スタッフとしてサポートする存在です。

主な業務内容は以下の通りです。
●契約管理:保険契約の書類作成、データ入力、契約内容の確認と管理を行います
●顧客対応:電話やメールでの問い合わせ対応、契約内容の説明などを行います
●事故対応:保険金請求の受付、必要書類の確認、保険会社への連絡などを行います
●データ処理:専用システムやExcelを使用して、契約データの入力、加工、修正を行います
●営業サポート:営業担当者のサポート業務を行います

また、上記だけでなく、損保事務はとても重要な役割を担っています。
それはお客さまの対応窓口としての役割です。
例えば契約満期のタイミングでのお客さまへのヒアリングやお悩み相談や、場合によっては保険の継続提案など営業に近い役割を担うこともあります。

組織の規模や方針によっても異なりますが、営業と事務の中間を担う役割が多いのも事実です。
こうした役割は、近年、保険業界に関わらず重要性が叫ばれている「デジタル化」「ペーパーレス化」の影響によって、より増えています。

従来、保険の契約・更新は紙の契約書によって締結されていました。
過去、こうした書類の手続きや回収は営業の役割でした。
デジタル化によって内勤スタッフでも対応できるようになりました。

お客さま側がデジタル化に対応できず、紙ベースでの対応が必要な場合は少なくありません。
時代の流れとともに、損保事務の役割も多様化していると言えるでしょう。
こうした背景から、近年の損保事務は「新しい知識や技術を学ぶことが好き」「色んな知識や経験ができるやりがいのある仕事がしたい」という方に、より向いている役割だと言えるかもしれません。

関連記事:損保事務の仕事は特殊なスキルが必要?未経験でも大丈夫なのか解説


▼保険業界での新しい働き方を探してみませんか?

損保ジャパンキャリアビューローの求人で具体例をご紹介

損保ジャパンキャリアビューローでも、さまざまな損保業務の求人を出しています。
具体的な募集内容をいくつか紹介しますので、実際の働き先としてイメージするのにお役立てください。

損保営業の求人例

【仕事内容】
●損保の更改業務が中心で、既存顧客への追加提案や満期管理、また新規顧客は主に金融機関(信用金庫、銀行)からの紹介による対応
●見積もりから申込書作成、計上、変更手続きまでの一連の業務を担当し、電話、郵送、WEBでの手続き対応や、必要に応じて顧客訪問(個人宅訪問も含む)を実施
●社内職員や金融機関職員への保険業務の指導(一部の求人で該当)
●生命保険の取り扱いもあり(資格は入社後取得可能)
●顧客のニーズに合わせた保険提案と、契約後のアフターフォローを通じて、長期的な顧客関係の構築を目指す

【担当種目】
●自動車保険(メインの求人あり)
●火災保険
●傷害・新種保険
●団体保険
●生命保険(法人向け中心の求人あり)

【その他特徴】
●金融機関グループの安定性を生かした仕事が多く、長期的なキャリア形成が可能、派遣から正社員登用の可能性もあり、継続的な成長を見込める環境
●営業力よりも商品知識・業務知識を重視しており、営業未経験者の募集もありOJT研修、マニュアル、eラーニングなど充実した教育体制により、スキルアップをサポート
●各損保会社の代理店システム活用により、実務に即したIT環境で効率的な業務遂行が可能

新規開拓よりも、既存顧客や紹介顧客へのサービス提供(ルート営業)が中心となるため、営業経験が少ない方でも挑戦しやすいのが特徴です。
また、損保だけでなく生保も扱うため、幅広い保険知識を身につけることができます。

▼現在の営業求人一覧はこちら

損保事務の求人例

【仕事内容】
●契約関連業務:見積書・申込書の作成、お客さまへの商品説明・募集(主に電話対応、一部対面)、申込書チェック、契約入力(計上)
●契約管理業務:変更、解約、満期更改等の手続き、見積もり・計上、WEB更新案内の対応、満期契約・解除対象契約の管理(店舗管理状況のチェック)
●経理関連業務:保険料収納管理、精算業務、店舗で集金した保険料の入金管理(領収書の発行など)、給与チェックオフ、請求書発行と振込管理
●データ管理・システム操作:社内システムへのデータ入力、成績管理、各種レポート作成
●顧客サポート業務:事故受付、拠点・保険会社との電話応対
●社内事務作業:社内便・郵便の仕分け、保険会社との書類受渡し
●コンプライアンス対応:各種法令や社内規定に基づいた適切な事務処理、個人情報の管理

【担当種目】
●自動車保険(メイン、全体の6〜7割程度)
●火災保険
●傷害・新種保険
●団体保険
●医療保険
●所得補償保険

【その他特徴】
●大手企業や企業グループの保険代理店、自動車メーカー系企業での勤務が多く、法人契約と個人契約の両方を扱う。グループ企業の職員向け団体保険を扱うケースもある
●顧客対応の頻度に応じて、フロント業務中心とバックオフィス業務中心の職種があり、電話対応が中心(1日20件程度)の職場もあれば、ほとんど顧客対応のない職場もある
●チーム制で助け合いながら業務を進行する職場が多く、ダブルチェック体制などのミス防止の仕組みがある。営業スタッフのサポート業務を行う職場もある
●2週間程度の研修期間やOJT教育があり、ブランクがある方も就業可能な職場が多い。損保資格保有者を求める傾向あり(特に顧客対応がある職場)
●複数の代理店システムやWEB更新案内システムを使用する
●繁忙期(12月〜3月、特に3月)がある職場もあるが、時差出勤や時短勤務の相談可能な職場が多い

損保事務の中でも、募集行為を担当する場合は営業と事務の間に位置する役割を担います。
ご自身がどういう役割で力を発揮したいのか、よく考えて探してみてください。

また代理店システムはペーパーレス化が進んでおり、代理店としてはパソコン操作に前向きな方を求めている傾向があります。
こうした傾向もあり、代理店システムに関してはOJT研修、マニュアル、eラーニングなど充実していますので、安心してチャレンジすることができます。

▼現在の損保・生保事務求人一覧はこちら

▼保険業界での新しい働き方を探してみませんか?

損保代理店で自分に合った働き方を見つけよう

損保代理店の仕事は、お客さまの生活に安心をもたらす重要な役割を担っています。
営業職と事務職にはそれぞれ特徴的な業務内容があります。
営業職ではリスクコンサルタントやファイナンシャルアドバイザーとしての側面が強くなっており、お客さまのライフプランをサポートする役割が重視されています。
一方、事務職も、契約管理やデータ処理だけでなく、営業のサポートや既存顧客への継続提案など、幅広い役割が求められています。

損保ジャパンキャリアビューローでは、これらの変化に対応した多様な求人を用意しています。
営業経験が少なくても挑戦できる環境や、充実した教育体制により、未経験者でもスキルアップが可能な職場もあります。
また、時短勤務や時差出勤など、柔軟な働き方にも対応しています。

保険業界での経験を生かしたい方から新たにチャレンジしたい方まで、損保代理店で働くことに興味がある方は、ぜひ損保ジャパンキャリアビューローにご相談ください。
ご希望や適性に合った働き方を見つけるお手伝いをいたします。

保険を通じて人々の生活をささえる、やりがいのある仕事に挑戦してみませんか。